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2025年10月5日(日)に愛媛県で開催された「第59回四国透析療法研究会」において、当院から5題の一般演題を発表いたしました。
その中で、2名が「学術奨励賞」を受賞いたしました。

■ 発表演題一覧

  • 「緩和ケア医による透析患者への定期介入から見えてきた課題」 医師 溝渕 敦子(学術奨励賞受賞)
  • 「CAVIは透析患者の血管石灰化を鋭敏に捉える:ACIとの比較検討」 臨床工学技士 大西 雄飛(学術奨励賞受賞)
  • 「シャント閉塞時における血液透析患者の鉄代謝マーカーの変動」 臨床工学技士 松本 健嗣
  • 「超聴診器による透析患者の心疾患評価」臨床工学技士 野村 祐介
  • 「NRI-JHと多面的栄養・体組成評価の関連解析」臨床工学技士 岩本 考平

 

当院では、患者さんの立場に立ち最新・最良の医療を提供するため、定期的に院内勉強会や学会発表を実施するなど職員一丸となって研鑽に努めております。

また真摯な医療活動を通じ、地域社会に貢献するという理念のもと、昨今話題になる以前から日本国内でもほとんど前例のない「透析患者さんの緩和ケア」に熱意を持って取り組んでまいりました。

この度、その活動に学術奨励賞という形で注目いただけたことを大変光栄に存じております。この結果を励みに、更なる高みを目指し日々診療に邁進してまいります。

緩和ケアは、痛みや倦怠感、認知機能低下などの腎不全に伴う様々な症状に対し、適切な評価と対応をすることで、苦痛を和らげる治療です。お困りの際は気軽にご相談ください。