自費検査

病気リスクを知っていただき
健康寿命を延ばすお手伝いをするために
当院では「保険診療の範囲外でも検査を受けて、出来るだけ健康を維持したい」と考える方に向けて、自費診療の検査も多数扱っています。
三大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)のリスクを確認するアミノインデックス検査や、大腸がんや糖尿病、乳がんや動脈硬化の危険性を知るための腸内フローラ検査などがありますので、ぜひお気軽にご相談ください。
関心がある方には、それぞれの目的や検査方法などを丁寧に説明いたします。
アミノインデックス(AIRS)検査

アミノインデックス検査は、AIRSと書き表すこともあります。検査の目的はがん、脳卒中、心筋梗塞の三大疾病に関するリスクの有無を発見することです。
がんに関しては、男女共通の胃がんや肺がん、大腸がんや膵臓がんについて、また男性は前立腺がん、女性は乳がんや子宮がん、卵巣がんのリスクを確認できます。
また、4年以内に糖尿病になるリスクや、10年以内に心筋梗塞や脳卒中を起こすリスクを知ることも可能です。
検査は血液を採取して行いますが、採決は5mlと非常に少量なので身体的な負担はほとんどありません。血液の中のアミノ酸濃度を測定することで、前述の疾患のリスクがわかることを原理としています。
がんリスクを検査「AICS」
AICSは複数のがんについて、それぞれにリスクを数値化する検査です。0~10までの数値を少数以下第1位まで提示し、数値が高いほど検査時点でがんがある可能性が高まります。
検査から2~3週間程度で結果の報告が可能です。仮にAICSでがんの可能性が高いという結果が出ても確定検査ではありません。当院としては患者様と相談しながらその後の対応を決定していきます。
AICSの対象がん種、検査対象者について
男性AICSの対象となるがん種 | 対象年齢 |
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胃がん 肺がん 大腸がん 膵臓がん |
25歳~90歳 |
前立腺がん | 40歳~90歳 |
女性AICSの対象となるがん種 | 対象年齢 |
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胃がん 肺がん 大腸がん 膵臓がん 乳がん |
25歳~90歳 |
子宮がん 卵巣がん |
20歳~80歳 |
※子宮がん・卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんを対象としています。子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんの可能性を評価できますが、それぞれのがんの可能性について区別することはできません。
生活習慣病リスクを検査「AILS」
AILSは、糖尿病、脳心疾患、アミノ酸レベルの3種類のリスクを評価する検査です。
糖尿病に関しては4年以内に糖尿病を発症するリスクを0~10までの数値を少数以下第1位まで提示し、数値が高いほどハイリスクであることを示します。
脳心疾患については、10年以内に脳卒中、心筋梗塞を発症するリスクを数値化するというもので、数値表示は糖尿病と同様です。
アミノ酸レベルが示すのは、高血圧や脂質異常症、メタボリックシンドローム、脂肪肝や肝機能異常などです。こちらの数値は0~100までの数値を少数以下第1位まで提示します。
AILSの検査対象者について
評価項目 | 対象年齢 |
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脳心疾患リスク | 30~74歳 |
糖尿病リスク | 20~80歳 |
アミノ酸レベル | 20~80歳 |
アミノインデックス(AIRS)検査の費用
アミノインデックス(AIRS)検査 (税込) |
24,200円 |
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アミノインデックス(AIRS)検査の注意事項
- AIRS検査は事前のご予約が必要です。
- 検査の前8時間は、水以外(食事、サプリメント等)は摂らないでください。
- 検査当日朝の運動はお控えください。
- 検査当日のお薬の服用方法については、事前にご相談ください。
- 検体回収の都合上、午前中に採血させていただきます。
- 本検査は健康保険が適用されないため、自費診療となります。
腸内フローラ検査

腸内フローラは、腸の中に存在する常在細菌の集まりです。
腸内フローラを調べると、腸内に生息する菌が善玉菌と悪玉菌のどちらが多いかのバランスがわかります。また、糖尿病や肥満、動脈効果や腸炎、乳がんや大腸がんなどのリスクも見える化することが可能です。
単に数値的な結果を示すだけでなく、報告値を踏まえたうえで今後どのように生活をしていくことが健康的であるかについて、医師の視点からのアドバイスもできます。
健康寿命の維持に関してもレクチャーできますので、ぜひご利用ください。
こんな方におすすめ
- 下痢や便秘などお腹の症状でお困りの方
- お肌のトラブルをかかえている方
- 糖尿病、アレルギーなどの疾患をお持ちの方
- 肥満が気になる方
腸内フローラ検査で分かること
腸内細菌の割合
腸内細菌の割合が数値化され、善玉菌・悪玉菌のバランスなどがわかります。
菌の多様性
菌の種類が多いのか少ないのか、バランスがどうなのかがわかります。
大腸画像検査おすすめ度
大腸がん患者の腸内に多いとされる菌の割合から大腸内視鏡の検査受診推奨度がわかります。
健康長寿菌判定
長寿の方に多く、健康維持に特に関わりが深いとされている菌のバランスをABCの3段階で評価します。
腸活専門管理栄養士からのアドバイス
管理栄養士より検査結果に基づいた生活習慣や食生活に関するアドバイスコメントが受けられます。
また、わからない事や改善ポイントの説明など後日、直接お電話(事前予約制)で受けることもできます。
良い腸内フローラを育てるために

近年の研究で腸内フローラは、日常の生活や食事の習慣で影響されることが明らかにされています。
食事の内容や日々の生活に気を配ることで、健康寿命やがんのリスクなどが変化することは多くの方が漠然と感じていることですが、腸内フローラを見ることで数値化できるのです。
当院では単に検査値をお見せするだけでなく、数値を踏まえたうえで栄養管理士や医師からの具体的なアドバイスも致します。また、検査数値の解説や日々の生活に関するアドバイスを記載した冊子をお渡ししますので、今後の生活の参考にしてください。
腸内フローラ検査の費用
腸内フローラ検査(税込) | 19,800円 |
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腸内フローラ検査の注意事項
- 腸内フローラ検査は事前のご予約が必要です。
- 本検査は健康保険が適用されないため、自費診療となります。