皮膚科
しっかりお悩みを伺う皮膚科
皮膚のトラブルがあると、痛みやかゆみで集中力が低下しますし、睡眠が十分にとれないなどして生活の質がいちじるしく下がります。また、顔や手など周囲の人の目に留まりやすい部分にお肌のトラブルがある場合、精神的な負荷も小さいものではないでしょう。
皮膚科で扱う疾患は多数存在しますが、比較的扱うことが多いのは慢性蕁麻疹やアトピー性皮膚炎などです。
もちろん、病名はわからなくても皮膚のかゆみや湿疹、赤みやかぶれなどの症状があれば、遠慮なく当院の皮膚科にご相談ください。
対応症状
- 皮膚がかゆい
- 肌が乾燥している
- 皮膚がかぶれている
- 皮膚が赤くなっている
よくある主な病気
アトピー性皮膚炎
アレルギー体質を持つ方に多く見られる皮膚疾患で、かゆみが出たり治まったりすることを特徴としています。小児期に発症した場合、成長と共に収まることもありますが、成人後も症状に悩まされる例もあります。
アレルギーに関連しない場合、皮膚表面の汚れや紫外線の影響、カビやダニ、化粧品の影響などに起因することもあります。
治療としてはかゆみと炎症を緩和・解消すること、状態が良くなった後はそれを維持することを目指します。
帯状疱疹
帯状疱疹は小児期に帯状疱疹ウイルスにより水痘にかかり、一旦治癒したのち、脊髄後根神経節に潜伏した帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症します。
近年では、50歳を過ぎて帯状疱疹にかかる患者数が極めて増加しており、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われており罹患する患者数も増加傾向であります。
帯状疱疹は、皮疹や痛みを生じ、治癒した後も痛みなどが長時間持続する(帯状疱疹後神経痛)がみられることがあります。特に高齢者の2割程度の方に帯状疱疹後神経痛がみられることが報告されており、時に激痛を伴うこともあり、管理が難しいことから患者の負担は非常に大きいものとなっています。
当院では増加する帯状疱疹に対しましては発症予防、早期発見・早期治療、また帯状疱疹後神経痛に対する疼痛管理など非常に力を入れて診療しております。
ピリピリや痛み+皮疹などの「増加する帯状疱疹」につきまして気になる患者様がおられましたら当院までご相談ください。
知りたい方はこちら
「帯状疱疹.jp」
原発性局所多汗症
原発性局所多汗症とは?
原発性局所多汗症は、頭部・顔面・手掌・足底・腋窩に温熱や精神的負荷の有無いかんに関わらず、日常生活に支障をきたすほどの大量の発汗を生じる状態をいいます。
ワキ汗・手汗でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
多汗症治療のお薬
-
ワキ汗に使える保険適用の塗り薬は2種類発売されています。
-
【エクロックゲル 5%】
- 1日1回、ゲル状の薬剤を塗布
- 12歳から使用可能
ひねってすぐ使える新タイプ登場
-
【ラピフォートワイプ 2.5%】
- 1日1回、1枚使いきりのシートタイプ
- 9歳から使用可能
2023年5月1日から処方制限が無くなり長期処方OKに!
-
-
この度、日本初「保険適用の手汗に対する外用薬」が、2023年6月以降、使用可能となりました。
-
【アポハイド®ローション】
- 1日1回塗布
- 12歳から使用可能
-
当院で行っている検査
アレルギー検査(血液検査)
血液を採取してIgE抗体(アレルギーを起こす抗体)などの量を調べることで、
アレルギーの有無を確認することができます。
ほかにも多数の検査方法が存在しますので、当院では状況に合わせて方法を選択しています。
舌下免疫療法
アレルゲン(アレルギーを起こす物質)を少量ずつ体内に入れることで、困っているアレルギー症状を緩和する方法です。過去に存在した方法より抜本的解決に至る例も多く、服用が容易なことも大きな利点です。
抗原キット
「デルマクイックVZV」
デルマクイックVZVは、水痘・帯状疱疹ウイルス抗原キットであり、水痘・帯状疱疹ウイルス感染の診断を補助します。