予防医療

病気になってしまってから
治療するのではなく、病気になりにくい心身をつくる

当院は発症した疾患に対応するだけでなく、そもそも病気にならないための「予防医療」も提供しています。
日本は長寿国家として知られていますが、数値的な寿命を延ばすだけでなく、健康に楽しく生きることが重要です。
また、年齢に寄らず予防に取り組むことで疾患を避けることができれば、
それだけ日々の生活も充実したものとなります。
予防にも手間や費用は掛かりますが、突然病気になって苦痛を味わったり生活に支障が出たり、治療に費用を使ったりすることを考えれば、予防に取り組むことは非常に効率的でもあります。

予防接種について

大人になっても大切な
予防接種

予防接種は重篤な病気のリスクを減らすために開発されました。
病気にかからないことは、本人の苦痛を避け、生命を守るという大きなメリットがあります。また、重い病気にかかれば、ご家族や周囲の方に心配をかけることになりますし、治療費の負担や、治療期間中に就労できないことの金銭的負担が生じることもあります。そのため、予防接種を受けることはご自身だけでなく社会全体のプラスになるのです。
感染症を大切な人に移さないという意味でも、ワクチンは大切な役割を果たしますので、意識的に接種することをおすすめします。

当院で接種可能な予防接種

  • 新型コロナワクチン
  • インフルエンザワクチン
  • 肺炎球菌ワクチン
  • 帯状疱疹ワクチン
  • 子宮頸がん予防ワクチン(HPV)
  • A型肝炎ワクチン
  • B型肝炎ワクチン
  • 麻しん・風しん混合(MR)ワクチン
  • 水ぼうそう(水痘)ワクチン
  • おたふくかぜワクチン
  • 日本脳炎ワクチン
  • 二種混合(DT)(ジフテリア・破傷風)ワクチン
  • 破傷風ワクチン
  • 沈降ジフテリア破傷風トキソイド(混合トキソイド)DTビック

成人と高齢者に特に必要な
4つのワクチン

新型コロナワクチン

当院ではコミナティ(ファイザー)を取り扱っています。

料金(税込) 64歳以下 16,000円
料金(税込) 65歳以上(注1)3,000円

ただし、新型コロナワクチンを初めて接種される方はワクチンを2回接種する必要があります。2回目の接種については自己負担額16,000円となります。
初めて新型コロナワクチンを接種される方は受付までお申し出ください。

期間

令和6年10月1日(火)~令和7年3月31日(月)
事前予約は必要ありません。

予診票

▶新型コロナワクチン(コミナティ)接種 予診票(64歳以下の任意接種用)ダウンロード

(混雑緩和のため、事前に記入して受付まで提出いただけると大変助かります)

65歳以上の方の予診票は受付でお渡しいたします。

インフルエンザワクチン

インフルエンザは寒い時期に流行することが多いので、11月頃に接種することをおすすめしています。
インフルエンザワクチンを接種していても残念ながら感染や発症をゼロにすることはできません。しかし、発症しても重症化を抑える意味でも接種は有効です。

料金(税込) 64歳以下 3,500円
料金(税込) 65歳以上(注1) 1,500円

期間

令和6年10月1日(火)~令和6年12月31日(火)
事前予約は必要ありません。

予診票

▶インフルエンザワクチン接種 予診票(64歳以下の任意接種用)ダウンロード

(混雑緩和のため、事前に記入して受付まで提出いただけると大変助かります)

65歳以上の方の予診票は受付でお渡しいたします。

(注1)高齢者予防接種対象者について

  • 四国中央市に住民登録のある方
    (保険証等で四国中央市民であることを確認してください)
  • 接種日当日に65歳以上の方
    (接種日の年齢を確認してください。昭和34年生まれが今年65歳に到達します)

※ただし、60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓又は呼吸器の機能に日常生活活動が制限される程度の障害を有する方、及び、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方は対象となります。(身体障碍者手帳1級程度)

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、文字通り肺炎を起こすだけでなく、気管支炎や敗血症の原因としても知られています。
肺炎球菌は90を超える種類が存在しますので、ワクチンにもいくつかの種類があります。
例えば高齢者向けの肺炎球菌ワクチンは23種類の肺炎球菌に効果を発揮します。また、小児用のワクチンも存在しており、当院ではどちらも扱っています。
これは、小児や高齢者に肺炎の重症化が起こりやすいためです。

料金(税込) 8,262円

帯状疱疹予防ワクチン

現在では、幼児の定期接種に使用する水痘ワクチン(生ワクチン)が50歳以上の大人を対象に、帯状疱疹予防にも使えるようになり、また2020年1月以降は新しい帯状疱疹ワクチンである「シングリックス」(不活化ワクチン)が発売となり、従来以上に高齢者におきまして非常に高い帯状疱疹に対する予防効果を発揮しております。帯状疱疹にならないための予防法として、是非ワクチン接種をご検討ください。
予約が必要ですので、まずお電話でご連絡ください。

帯状疱疹について

水ぼうそう(水痘)ワクチン (1回接種)8,250円
シングリックス (2回接種)1回 20,150円×2 合計:40,300円

※すべて税込の金額です。
※シングリックスは2回ワクチン接種で1回目と2回目の接種を2ヶ月(4週間)開けて打つようになります。

子宮頸がん予防ワクチン(HPV)

令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間、下記の対象者に対しキャッチアップ接種が行われることとなり、当院におきましても「四国中央市内 HPV ワクチン定期接種 委託医療機関」として接種いただけますので、ご希望の方はお電話にて予約下さい。

対象者:次に全てに該当されるの方
(1) 四国中央市に住民登録のある平成9年4月2日から平成 18年4月1日の間に生まれた女性
(2) 過去に合計3回のワクチン接種を完了していない方
(過去の接種歴については、公費・自費による接種のどちらも含みます)

定期接種・キャッチアップ接種 無料
(但し、9価ワクチン (シルガード®9)は有料となります)
ワクチン 2価ワクチン(サーバリックス)
4価ワクチン(ガーダシル)
9価ワクチン(シルガード®9)

健康診断について

気づきにくい生活習慣病を
いち早く発見できる
大切な機会

糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は、日本社会の大きな問題となっています。初期症状が少ないことから、本人が気づかないうちに悪化し、さらに重篤な疾患のリスクを高めるからです。仮に大きな疾患にかからないとしても、生活習慣病を放置すると「疲れやすい」、「だるい」といった状態が起こりやすいことから、生活の質は低下していきます。
生活習慣病を改善するためには、まず検査を受け、適切な知識を持って日々の生活を見直すことが欠かせません。当院にお越しいただければ、検査や生活上のアドバイスを提供できます。

早期発見・早期治療ができるよう
定期的な健康診断を受けることが大切です

当院で行っている健康診断

特定健診(四国中央市)

四国中央市の健康保険を所持している人に対して、メタボリックシンドロームを予防・改善するための特定検診を行っています。
生活習慣病は、言葉の通り日々の生活の積み重ねによって起こるので、気づきにくいうえに、気づいても改善しにくい特徴があります。そのため、検診の機会を持つことは、改善の動機ときっかけを作る意味で非常に有効となります。ぜひ年に1回の特定検診をご利用ください。

対象者

四国中央市国民健康保険に加入している40歳以上75歳未満の方

必要なもの

  • 国民健康保険被保険者証(保険証)、
    特定健康診査受診券
  • 自己負担金無料

一般健康診断(企業健診・入社時健診など)

一般健康診断は企業検診とも言われており、雇用者の責任において労働者に実施するよう義務付けられています。
雇用時に行う雇い入れ時の健康診断もありますが、最も一般的なのは定期健康診断で、状況に関連する特殊なものとして海外派遣労働者の健康診断や特定業務従事者の健康診断などがあります。
当院では、雇い入れ時の健康診断と定期健康診断を提供していますので、希望される場合は事前にご連絡ください。

人間ドック

人間ドックを受診すると、自覚症状を感じていない疾患でも早期に発見することができます。
一般的な健康診断が10項目程度であるのに対して、人間ドックでは項目が多いので、より広範囲で精密な検査結果が得られることも大きな特徴です。
当院の人間ドックは完全予約制で行っていますので、必ず事前に電話または受付にて予約をしたうえでご利用ください。

サプリメントについて

体が必要としている栄養素を摂取し、
体の栄養バランスを保つ

現代社会ではさまざまなサプリメントが販売されており、テレビやネットで紹介されていることで興味を持って利用している方も多いでしょう。
これらを上手に利用できれば、健康に役立つものも多数あります。しかし医療機関の視点で見ると、「良さそうなので何となく」使っている人も多く、実はあまり効果を得られていないケースが散見されます。
当院では、それぞれの方の状態を踏まえて必要なサプリメントをおすすめできますし、医療機関として質の良いものを提供できるように用意しています。
下記のサプリメントに興味がある方はお気軽にご相談ください。

取り扱いサプリメント