お知らせ

愛媛県内クリニック初導入

 

高精度な心臓病の早期発見を目指して

令和7年5月より、三島クリニックではAI心電計および超聴診器(クラウド聴診)を導入しました。これらの導入は、愛媛県内のクリニックで初となります。これまで当院では、心電計・24時間心電図・心臓超音波検査などを活用し、循環器疾患の早期発見やスクリーニングに努めてまいりました。今回の最新機器導入により、さらに高精度・迅速な診断が可能となり、循環器医療の質が一段と向上します。

 

愛媛県の心疾患対策の重要性

現在、愛媛県の心疾患による死亡率は非常に高く、全国第2位(2022年人口動態統計・人口10万対の粗死亡率)となっており、特に心不全による死亡率は全国平均よりも高い水準で推移しています。このような背景から、心疾患の早期発見・早期治療は地域において極めて重要な課題です。

 

技術の進歩と健康寿命の延伸へ

近年、心臓弁膜症や不整脈に対する治療は飛躍的に進歩しており、症状が現れる前に病変を察知することで、健康寿命の延伸に大きくつながることが明らかになってきています。当院では、AIを活用した心電解析や、クラウド型の聴診デバイスを通じて、より正確で早期の診断体制を整え、「気づけなかった症状」を見逃さない医療を提供してまいります。

 

地域の皆さまへ

「動悸が気になる」「最近息切れしやすい」「胸に違和感がある」など、少しでも気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。三島クリニックでは、地域の皆さまが“安心して長く元気に暮らせる”医療を目指しています。

 

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